2-4 二遺伝子雑種の交雑


 配偶子がどのようにできるかがわかれば、両親のつくる配偶子を組み合わせること によって F1 の分離比を求めることができる。例2のように 配偶子の組み合せが多い場合、表を作って考えた方がわかりやすい。

 例題 次の交雑の結果を示せ。

 @ RRyy × RrYy (丸・緑 × 丸・黄)
  
 答え F1 の分離比  丸黄:丸緑= 1:1   ※分離比は最も簡単な整数比で表す。2:2とはしない。

 A Rryy × RrYy (丸・緑 × 丸・黄)
  
  1
 RRYy
 丸黄
 RRyy
 丸緑
 RrYy
 丸黄
 Rryy
 丸緑
 RrYy
 丸黄
 Rryy
 丸緑
 rrYy
 しわ黄
 rryy
 しわ緑
 答え F1 の分離比は 丸黄:丸緑:しわ黄:しわ緑 = 3 : 3 : 1 : 1

 

【参考】 <遺伝子記号を用いて表現型を表す[  ]> 
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