2-6 二遺伝子雑種の検定交雑


 種子の形が丸形で子葉の色が黄色のものの遺伝子型は RRYY , RRYy , RrYY, RrYy の4種類があるが、表現型からではどの遺伝子型であるかは判定できない。このとき にも検定交雑をおこなって、結果をみれば判定することができる。 二重劣性のホモ (2つの形質ともに劣性のもの)と交雑すればよい。
 
<例>種子丸・子葉黄色の遺伝子型を知りたい。
       ・・・・(表現型 しわ・緑 =遺伝子型 rryy )と交雑すればよい。
 
  検定交雑の結果と遺伝子型の判定は次のとおりである。
  @すべて丸・黄  → RRYY
  A丸黄:丸緑=1:1 → RRYy
  B丸黄:しわ黄=1:1 → RrYY
  C丸黄:丸緑:しわ黄:しわ緑=1:1:1:1 → RrYy
 

<検定交雑の考え方 その1>
<検定交雑の考え方 その2> 

  演習19  次の項目へ  第2章目次へ