<問題12>  ある観葉植物には,葉脈の網目が不規則なもの(不規則型)と規則的なもの(普通型),また,葉の切れ込みが深いもの(切れ込み型)と浅いもの(丸型)がある。これらの葉脈と葉の形態を支配する遺伝子は,それぞれ一つであることが確かめられている。これらの形質について,次の交雑(交配)実験1〜3を行った。なお,葉脈に関して優性の遺伝子をI,劣性の遺伝子をi,また,葉の形態に関して優性の遺伝子をD,劣性の遺伝子をdと表す。

実験1 葉脈が不規則型で葉が切れ込み型の個体と,普通型で丸型の個体を交雑したところ,F1の個体はすべて不規則型で切れ込み型であった。さらに,このF1どうしを交雑して,F2を得た。

(1) 実験1で得られたF2の個体に対して検定交雑を行ったところ,不規則型で切れ込み型,不規則型で丸型,普通型で切れ込み型,普通型で丸型である個体が,1:1:1:1の比で得られた。このとき用いたF2の遺伝子型は何か。正しいものを,次の@〜Cのうちから一つ選べ。
  @IiDd   AIidd   BIidd   CiiDd

(2) 実験1で得られたF2では,葉脈と葉の形態の二つの遺伝子がともにホモ接合である個体の割合はどれか。正しいものを,次の@〜Dのうちから一つ選べ。 
  @1/16   A1/8   B3/16   C1/4   D3/8
 
実験2 ある2個体を用いて交雑を行い,次世代の個体の表現型を調べた。不規則型で切れ込み型,不規則型で丸型,普通型で切れ込み型,普通型で丸型の4種類の表現型が,3:3:1:1の比で得られた。

(3) 実験2の交雑に用いた2個体の遺伝子型はどれか。正しいものを,次の@〜Cのうちから一つ選べ。 
  @IIddとIiDd   AIiDdとIidd   BIiDDとIIdd   CIiDDとIidd


(1)                   
       
(2)                   
       
(3)                   
       
 
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