<問題18>
ある自家受精植物のM、N両系統をもちいて交配実験を行って次の結果を得た。
@ F1 は草丈が高くて(高性)桃色花であった。
A F1 にM系統をもどし交配したところ、高性で赤色花の個体と高性で桃色花の個体が生じ、その分離比は1:1であった。
B F1 にN系統をもどし交配したところ、高性で桃色花の個体、高性で白色花の個体、草丈が低くて(低性)桃色花の個体、低性で白色花のが個体を1:1:1:1の割合で分離した。
草丈および花色に関する遺伝子をそれぞれ、A、aおよび、B、bとして以下の問に 答えよ。
(1) M、N両系統の遺伝子型と表現型を示せ。
(2) M、N両系統間の交配によって生じるものの表現型の分離比を示せ。
(3) 遺伝子分析でもどし交配をおこなう理由を述べよ。
(4) 上記本文中のA、Bのもどし交配の結果を遺伝子記号を用いて示せ。
(名古屋大)
注) もどし交配 とは、親との交配である。
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