<検定交雑の考え方 その1>


<例題> 種子丸・子葉黄色と二重劣性ホモの種子しわ・子葉緑色(rryy)を交雑したら、 種子丸・子葉黄色と種子しわ・子葉黄色が1:1で生じた。このとき、 最初に交雑した種子丸・子葉黄色のものの遺伝子型を推定せよ。

@ 遺伝子型不明といっても顕性形質を示しているので、それぞれ顕性遺伝子を1つ は持っていることになる。したがって例の丸・黄の遺伝子型はR□Y□と書くこと ができ、不明な部分は□の部分2カ所にすぎない。
A 不明の部分を□で示して、交雑の図を作る。
B しわ・緑の親からの遺伝子を黄色で示すと、残りは丸・黄の親からきたものである。 このようにして考えると、F1 の丸・黄はRrYy、 しわ・黄はrrYyであることがわかる。
C Pの丸・黄が作る配偶子はRYとrYであることがわかるので、Pの丸・黄の遺伝子型 はRrYYであることがわかる。

カードゲームみたいな感じで考えると良いです。

<検定交雑の考え方 その2>
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