【参考】 遺伝子の相互作用のまとめ


いままで登場した、2対の遺伝子の相互作用によって形質がきまる場合の F2 の分離 比をまとめてみる。

 補足遺伝子(スイトピーの花色)    9:7
 補足遺伝子(ニワトリのとさかの形)  9:3:3:1
 条件遺伝子(ネズミの毛の色)  9:3:4
 抑制遺伝子(カイコの繭の色)  13:3
 同義遺伝子(ナズナの果実の形)  15:1
 被覆遺伝子(カボチャの果皮の色)  12:3:1
 これらの遺伝には、2つの遺伝子が関与していることは、分離比の和が16になって いることからわかる。これらは9:3:3:1の変化形である。

※「○○遺伝子」という用語は、さまざまな遺伝子の相互作用を分類するためにつけられたもので、それ自体それほど意味のあるものではない。


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