ZpackU Windows版  旧版(DOS版)のホームページはこちら


 2018年の8月に、「Zpack の Windows版があればほしい」という リクエストがありました。
 Zpackは、1990年代にNECのパソコンPC-9801シリーズ用(MS-DOS)に開発した、高校生物教育
ソフトウェアバックで、日本生物教育会の全国大会などで、紹介・配布・販売していたものです。

 当時のパソコンの画面は、640×480というサイズで、現在のパソコンに比べると、かなり小さいものでした。
また、「フォント」などという洒落たものはなく、単純に文字が半角80字×20行の画面に表示されるというもの
でした。Windows3.1が登場して一般のパソコンに搭載されつつありましたが、MS-DOSと呼ばれるシステム
もかなり残っていました。Windows95が出て、一気にWindowsへと移行が進みました。
 Windowsパソコンでは、それ以前のDOSパソコン用のソフトは動かず、Zpackも「終了」となりました。
富士通がそれまでのBASICのソースファイル(プログラムファイル)を少し手直しすれば、Windows上でも動く
Windows版のF-BASICというソフトを販売していたので、それを使って、少し訂正してWindows版のZpackを作
りました。しかし、所詮、「手直し」程度なので、Windowsのソフトという感じはなく、「復活」ということにはなりま
せんでした。

 このたび、リクエストに応じて、昔のソフトをホームページに載せることにしました。
しかし、もともとWindows用ではないので、中身は悪くないと思うのですが、「一応動く」程度と認識して下さい。
注意点は次の通りです。
 1.画面の大きさは、640×400なので、通常は画面の左上に表示されます。 
   移動できますが、全画面表示できません。
   コントロールパネルでパソコン全体の画面の大きさを小さくすると、多少大きく表示されるようになります
   が、あまりオススメしません。(小さくすると「推奨しません」というメッセージが出ることもあります。)
 2.音量を下げて下さい。
   もともとの、N88-BASICでは、いろいろな音が出たのですが、これは、機種依存性が高く、Windowsでは
   すべて、「警告音」が鳴らされることになっています。したがって、「うるさい!」と思うことも多いです。
   ミュートで消音するか、ボリュームを下げて下さい。
大きなところは、以上の2点です。
これまで、WindowsXPまでは、動作確認ができていましたが、なんと、Windows10でも動くことがわかりました。


3ページに視覚関係のプログラムがあります。


ダウンロードと起動
 ダウンロード Zip形式で圧縮されたかたちになっています(1Mb)。
  @上のボタンを右クリックして下さい。
  A「対象をファイルに保存」を選択すると、ダウンロードできます。
    保存先を聞いてきますので、適当に指定します(どこでも良いです)。
    ダウンロードが終ると、下のバーで「フォルダを開く」を選択します。
  Bダウンロードした Zpack2018.zip があることを確認し、選択して右クリック。
  C「すべて展開」をクリックする。→展開先を聞いてきます。
  DZpack2018フォルダを開き、Zmenu.exe をダブルクリックします。
   「発行元が確認できませんでした・・・」というメッセージが出ますが、「実行」を押して下さい。
   上記の画面が出ます。

問い合わせ先  生物教育研究所・研究員 西郷 孝 saigot◎js2.so-net.ne.jp  (◎→@)