<問題15> ある植物の花は、株によって白色あるいは有色である。この植物の花が有色になるか否かは、独立した(連鎖していない)2対の対立遺伝子によって決定される。いま、顕性遺伝子をA、Bとし、これらの潜性遺伝子をそれぞれa、bとする。下記の交配結果をもとにして、(1)〜(4)に答えよ。
[交配結果]遺伝子型はAabbで、花が白色の株(白色株)と、遺伝子型はAaBbで、花の色が有色の株(有色株)とを交配すると、白色株と有色株が5:3に分離した。
(1) 上記の交配で生じた白色株について、あると考えられるすべての遺伝子型とその分離比を示せ。
(2) 遺伝子型がAaBBの株と、遺伝子型がaaBBの株との交配で生じた白色株と有色株の分離比を示せ。
(3) いかなる遺伝子型の白色株と交配しても、有色株のみが生ずる株の遺伝子型を示せ。
(4) 白色株どうしの交配によって、有色株のみが生ずるときの両親株のそれぞれの遺伝子型を示せ。
(東京家政大)
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