<演習6>  メンデルの注目した7対の対立形質に関する遺伝子記号を、次の表のように  R,Y,A,G,B,D,T(潜性遺伝子はそれぞれ小文字)で表わすとした場合、 顕性形質および潜性形質に対応する遺伝子型を、下表にまとめよ。

顕性遺伝子記号 顕性形質 潜性形質
表現型 遺伝子型 表現型 遺伝子型
@種子の形     R 丸形 RR,Rr しわ形   rr
A子葉の色     Y 黄色      緑色   
B種皮の色     A 有色      無色   
Cさやの色     G 緑色      黄色   
Dさやの形     B ふくれ      くびれ   
E花の位置     D えき生      頂生   
F茎の高さ     T 高い      低い   

 遺伝子記号は数学の方程式のxやyのような変数と同じで、特に指定がない場合は、どんな記号を使ってもかまわない。(正式に記号が決っているものもある)
 本書の以降の問題では、問題内で使用する遺伝子記号が特に指定してある場合をのぞいて、上表に示した遺伝子記号を用いることにする。
 これらの記号を覚える必要はない。また、どちらが優性かも覚えなくてよい。

解説に戻る       ヒントをみる    解答をみる 
次の演習に進む    演習7を飛ばして次の項目に進む