<問題30>  ある種子植物の3組の対立遺伝子Aとa、Bとb、Dとdの遺伝に関する つぎの実験の結果にもとづいて、下の各問いに答えよ。

[実験T]AABBとaabbとを交配してF1を得、このF1とaabbとを 交配したところ、その子には4とおりの表現型の個体がほぼ同数ずつ得られた。

[実験U]AAddとaaDDとを交配してF1を得、このF1とaaddとを 交配したところ、その子には表現型[AD]のものが14個体、[Ad]のものと[aD]のものはほぼ同数で あわせて456個体、表現型[ad]のものが10個体得られた。

(1) これら3組の対立遺伝子は、同一染色体に存在するか、それとも異なる 染色体に存在するか。 
(2) [実験T]における下線部の4とおりの表現型を記号で示せ。 
(3) [実験U]の結果から、これら2組の対立遺伝子間のくみかえ価を求め よ。 
(4) BBddとbbDDとを交配してF1を得、このF1とbbddとを交 配するならば、その子のうちで表現型[BD]の個体は、子全体のうちに何%を 占めると予想されるか。 
(5) (4)におけるF1と、ある個体との交配によって得られた子は、表現型 [BD]、[Bd]、[bD]、および[bd]の個体が3:1:3:1の割合 であった。F1と交配したある個体の遺伝子型を答えよ。
(86 愛知教育大)

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