表現型 | [ABD] | [ABd] | [AbD] | [Abd] | [aBD] | [aBd] | [abD] | [abd] |
個体数 (総数1000) |
430 | 2 | 48 | 17 | 18 | 47 | 3 | 435 |
<解法> F1 の遺伝子型はAaBbDdである。3つ同時に扱えないので、AとB、AとD、BとDの関係を
別々に考えていき、それぞれのくみかえ率を計算する。
@AとBについて考える(Dを無視して考える)
[AB]:[Ab]:[aB]:[ab]
=[ABD]+[ABd]:[AbD]+[Abd]:
[aBD]+[aBd]:[abD]+[abd]
=430+2:48+17:18+47:3+435
=432:65:65:438
1:1:1:1でないから、AとBは連鎖していて、
くみかえ率は(65+65)÷1000×100=13%
AAとDについて考える(Bを無視して考える)
[AD]:[Ad]:[aD]:[ad]
=[ABD]+[AbD]:[ABd]+[Abd]:
[aBD]+[abD]:[aBd]+[abd]
=430+48:2+17:18+3:47+435
=478:19:21:482
1:1:1:1でないから、AとDは連鎖していて、
くみかえ率は(19+21)÷1000×100=4%
BBとDについて考える(Dを無視して考える)
[BD]:[Bd]:[bD]:[bd]
=[ABD]+[aBD]:[ABd]+[aBd]:
[AbD]+[abD]:[Abd]+[abd]
=430+18:2+47:48+3:17+435
=448:49:51:452
1:1:1:1でないから、BとDは連鎖していて、
くみかえ率は(49+51)÷1000×100=10%
@〜Bより、遺伝子地図は次のようになる。
A D B ─┼───┼─────┼── 4% 10%※左右が逆の並び順でもよい