<演習35> カボチャの果実の色の発現には、2つの遺伝子が関与している。その1対は果実を白くする顕性遺伝子Wと緑にする潜性遺伝子wで、他の1対は黄色にする顕性遺伝子Yと緑にする潜性遺伝子yである。これら2対の遺伝子はその働きに強弱があり、WがYより強いので、WがあるとYの働きは抑えられて果実は白色になる。また、この2対の遺伝子は独立に遺伝する。
いま、遺伝子型WWYYの白い果実のカボチャと、遺伝子型wwyyの緑色の果実のカボチャを交配させて F1 をつくり、さらに F1 を自家受精させてF2 を得た。次の各問に答えよ。
(1)F1 のカボチャの果実は何色か。
(2)F2のカボチャの果実の色は白色、黄色、緑色になる。分離比はどうなるか。
(3)F2の黄色の果実の中で、自家受精すると黄色以外の色を生じるものがある。どんな色の果実が生じるか。
答え
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