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基本セットの実験操作は次のとおりです。 詳しい実験操作はこちら
@試薬のスピンダウン 全てのチューブを小型遠心機で軽く遠心する。
Aパラフィルム上に液玉を作る
DNA染色液とローディング・ダイを少し離して4μLずつ取り、7セット14個の 液玉を作る。
B試料との混合
DNAサイズマーカーと6種のDNA試料を、それぞれ4μLずつ取り、 DNA染色液とローディング・ダイの液玉と混ぜる。(合計12μLの液玉が7つできる。試料ごとにチップを変える。チップは捨てずに並べておく)
Cゲルのウェルにアプライする
ゲルを枠のままTAEを満たしたディスポペトリ皿に入れ、各液玉から10μL取り、順にゲルのウェルに流し込む。
D電気泳動
電気泳動装置にセットして電気泳動する。(泳動時間20分)
E電気泳動像の観察
ゲルを枠から外しディスポペトリ皿に入れ、青色LEDトランスイルミネーターに載せ、オレンジフィルターを通してバンドパターンを観察する。
F考察と片付け
授業展開 実際に行った学校の時間配分を見てみましょう。
65分授業の学校の例
@試薬のスピンダウン (導入を含めて 5分)
Aパラフィルム上に液玉を作る (5分)
B試料との混合 (5分)
Cゲルのウェルにアプライする (10分)
D電気泳動 (20分)
E電気泳動像の観察 (10分)
F考察と片付け (10分)
なんとか時間内でできますが、50分授業の場合は終わりません。
50分授業の場合
@〜Bを事前に行うか、混合済の試料を使うことで省略します。
Cゲルのウェルにアプライする (10分)
D電気泳動 (20分)
E電気泳動像の観察 (10分)
実際には、考察まで行うことは難しいので、泳動像の写真を撮っておいて、次の時間に行うことになると思います。
Eも難しいかもしれません。その場合は、電気泳動を終了するところまでやって、写真撮影は教員が行うことになります。
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