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ミナミメダカとキタノメダカではDNAの塩基配列が異なっている部分がある。本実験はこれらの2種のメダカと雑種メダカ(♀ミナミメダカ×♂キタノメダカ または♀キタノメダカ×♂ミナミメダカ)のDNAを分析するものであり、DNAを扱う基本的な実験(PCR法、制限酵素、電気泳動など)を実際に行って、これらの実験方法についてより深く理解することができる。
実験操作の各段階(DNAの抽出からアガロースゲル電気泳動)の詳細については、各項目をクリックいて下さい。
交配 ミナミメダカとキタノメダカのそれぞれの胚、ミナミメダカとキタノメダカの交配による雑種(F1)の胚を得る。雌雄を入れ替えた交配も行い雑種(F1)の胚を得る。
DNAの抽出 両親と雑種(F1)の胚からDNAを採取する。
PCR法によるDNAの増幅 抽出したDNAと両親から採取したDNAの3種について、核DNAの一部(チロシナーゼ遺伝子部分)とミトコンドリアDNAの一部(シトクロムb遺伝子部分)をPCR法によって増幅する。(計6種類)
制限酵素によるDNAの切断 6種類のPCR産物(両親とF1、それぞれについてチロシナーゼ遺伝子部分とシトクロムb遺伝子部分を増殖)を、2種類の制限酵素を用いて切断する。(チロシナーゼ遺伝子部分にはEcoRV、シトクロムb遺伝子部分にはBglUを使用する。)
アガロースゲル電気泳動 6種類の試料とDNAサイズマーカーをアガロースゲル電気泳動装置にかける
電気泳動パターンの観察と考察 電気泳動の結果を観察して考察を行う
基本操作
マイクロピペットの使い方
ゲルの作製
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