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マイクロピペットの使い方
注意
1.必ず先端にチップを装着して使用する。
2.チップを装着した状態で、マイクロピペットを横にしたり、逆さにしたりはしない。
3.操作ボタンを押し込んで止まるところが2段階あること(1st Stopと2nd Stop)を確認すること。
操作方法 (右利きの場合の操作)
1.確認 溶液を取るチューブと取った溶液を入れるチューブを確認する。
(チューブラックにある)
2.設定 ピペットの調節つまみを回して、測り取る量を設定する。
3.チップ装着 ピペットを握り、チップボックスの蓋を開け、先端にチップを装着する。
(チップを装着したら、机の上に置いたりせず、すぐに測り取りの操作に移る。)
4.チップ先端の挿入 測り取る溶液の入ったチューブを左手に持って親指で蓋を開け、
右手でピペットを握り、操作ボタンを1st Stopまでゆっくりと押し込み、その状態の
まま、チップの先端をチューブの溶液の中に入れる。 吸引するときはマイクロ
ピペットを垂直に持って操作すること。
(眼の高さまで持ち上げ、チップの先端が溶液に入っていることを確認する。)
5.吸引 ピペットを垂直に保ち、ボタンを押し込む力を緩め、ボタンをゆっくり元の状態に
戻す。
(チューブ内の溶液がチップの中に入ってくる。液が入っていくことを目視で確認する。)
(チップの先に溶液が入っていることを目視で確認する。)
(測り終わったら左手指でチューブの蓋をして、チューブラックに戻す。)
6.流出 測り取った溶液を入れるチューブを左手に持ちかえて親指で蓋を開け、
チップの先端をチューブの中に入れて、ボタンを1番奥(2nd Stop)までゆっくりと押し込む。
(チップ内の溶液がチューブに移る。)
出すときはマイクロピペットを斜めに傾けてもよい。
7.チップ離脱 チップ捨てボタンを押して、チップをチップ捨てに捨てる。
(「チップ捨て」の方を近くにもってきて捨てること。)
※マイクロピペットは精密な機器で高価であり、取り扱いには十分注意すること。
※ここでは、Eppendorf社 のリサーチVシリーズのマイクロピペットの場合を記してある。
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