メダカのDNA分析実験キット

実験操作の詳細・ 制限酵素によるDNAの切断

制限酵素によるDNAの切断
  
 増幅したPCR産物を制限酵素によって分断する

器具と試薬等
[試料] Uで作成したPCR産物(無印のPCRチューブ 20μL入っている)
[試薬] 制限酵素EcoRVミックス※(黄色の0.2mLチューブ 8μL)
   ※EcoRVミックスの成分(20μLあたり)
    10×Hバッファー 4.0μL(NaClの濃度が高い緩衝液)
    EcoRV(制限酵素) 0.5μL 蒸留水15.5μL 切断認識塩基配列はこちら
    

[全体] 37℃恒温槽、小型遠心機(スピンダウン用), ボルテックスミキサー
[各班] マイクロピペット(20)、ピペットチップ、0.2mLPCRチューブラック、
    チューブフロート

手順
@ 制限酵素(EcoRV)の入ったチューブ(黄色印)に、PCR産物を4μL入れる。
  微量なのでチップの先をチューブの内壁面につけて出して、
  PCR産物が確実にチューブに入ったことを確認するとよい。(水玉ができる)。


A チューブの蓋を閉め、スピンダウンする。

B 蓋をしてボルテックスミキサーで攪拌し、小型遠心機でスピンダウンする。

C フロートにさして、37℃の恒温槽に浮かべ、1時間反応させる。
  (時間が許せば、3時間ぐらい反応させると良い。)


ここまでの処理で得た試料Tを、基本セットの他の試料に加えてアガロースゲル電気泳動で用いることになる。


 アガロースゲル電気泳動

基本操作
マイクロピペットの使い方  ゲルの作製


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